ラブ&デスは2023年4月より、u-next独占配信中のサスペンスドラマ。なんと本作品はアメリカと同時刻配信、HBO Maxオリジナルドラマという事でかなり期待度の高いドラマとなっています。
本記事ではそんなラブ&デスの各エピソードを、ネタバレありでご紹介します。
目次
ラブ&デス(第1話/狩る女)ネタバレ
舞台は1978 年のテキサス州ワイリー。主人公”キャンディ モンゴメリー‘は、子持ちの既婚女性であるが、自分の人生に不満を感じている。ある日彼女はおなじ教会の男性”アラン・ゴア”にふとした事がきっかけで惹かれる。
アランの”妻のベティ”が第二子の妊娠に苦労している間、アラン自身の結婚生活はギクシャクしている。キャンディはアランに「不倫に興味はないか」告白すると、アランは関心をしめす。しかし彼は警戒していて、リスクを慎重に検討しようと主張する。
キャンディの親友であり、”牧師のジャッキー”はキャンディを説得してやめさせようとするが無駄に終わる。
キャンディとアランは、誰にもバレないよう関係を持てるよう話し合うために何度も会議を開き、いくつかの条件を決めて(その条件にあてはまったら関係を解消する等)不倫関係をもつことに同意する。そして1978年12月、彼らは肉体関係をもつ。
ラブ&デス(第2話/出会いの中で)ネタバレ
キャンディとアランは何か月も関係を続け、場所を変えては会い、親密になっていった。二人とも恋に落ちていることを認めているが、アランは妊娠中のベティの精神状態がよくないことが理由で、関係を続けることに難色をしめし始める。
出産後、ベティからのセックスの誘いを断ったことが引き金となり、2人の関係性は悪化していた。そこでアランは、キャンディとの不倫関係を見直そうと提案するも、キャンディは動揺する。
その後アランとベティは、ダラスにある教会主催の結婚相談所「マリッジ・エンカウンター」に行き、互いの気持ちを確かめ合う事で回復する。アランとベティの外出中に2人の子供を預かっていたキャンディは、アランとベティの良好そうな関係を目の当たりにし、再び動揺するのであった。
ラブ&デス(第3話/出会いの中で)ネタバレ
アランは家族との時間を大切にするため、不倫を終わらせることを決意する。キャンディは最初は動揺したが、アランとベティの夫婦仲が改善したことをうけ、自身もパットとマリッジ・エンカウンターに参加する事を決意する。パットも最初は拒否するも、結局参加する事に。2人はマリッジ・エンカウンターに参加することによって、それなりに夫婦仲を改善することに成功した。
一方勘のするどいベティは、キャンディとアランの間に何かが起こっていたのではないかと疑い始める。またパットは、キャンディの留守中にアランがキャンディに宛てたラブレターを発見し不倫を知る。
パットはキャンディと対峙するが、二人はなんとか和解する。
ベティは胸にシコリがある事と、整理がこないことによりまた妊娠したのではないかとの不安が重なり、精神状態が悪くなる。どの時期にアランはペティを残して、仕事出張に出発する。
キャンディは用事でアランの家に立ち寄った。ベティはキャンディに、「アランと関係があったのか」と尋ねる。動揺したキャンディの様子を確認すると、ベティは斧の片手にキャンディの元へ向かう。
ラブ&デス(第4話/邪悪な行いはするな)ネタバレ
キャンディはベティに”アランとの不倫関係はもう終わっている”となだめる。ベティはいったん落ち着いたかと思われたが、その直後に斧でキャンディに襲い掛かる。
しばらくして、キャンディは額から血を流しながらベティの家を出て自宅に戻り、そこでシャワーを浴び服を着替えてからその日の活動を再開する。終始動揺した様子のキャンディ。
夫のパットとキャンディの友人シェリーは、キャンディの様子がおかしいことに気づく。
ミネソタへの出張中、アランはベティと連絡が取れない。近所の人たちに電話して家に侵入するよう頼み、そこで惨殺されたベティの遺体を発見する。警察は当初、ベティが見知らぬ人に襲われたと推測する。しかし現場に残された足跡から、”犯人は女性である”と推測する。
キャンディはベティが生きているのを最後に見た人として警察に尋問される。彼女が履いていた靴について警察に質問された後、彼女は履いていた皮ひもを破壊した。
一方アランは警察にキャンディと不倫関係を持っていたことを告白する。
ラブ&デス(第5話/逮捕)ネタバレ
キャンディは再び警察に取り調べを受ける。彼女はアランと関係を持ったことを認めたが、ベティ殺害については無実を主張した。
キャンディは、教会のグループのメンバーであるドン・クラウダーを弁護士として雇い、ベティが彼女に「襲いかかってきた」ためベティを殺したと告げる。キャンディを保釈金で釈放しようとするドンの努力にもかかわらず、キャンディは逮捕され、郡刑務所に一晩拘留される。
マスコミはこの事件をセンセーショナルに報じ、キャンディに対する世論を揺るがす。公判前にドンはライアン判事と対立し、裁判の場所を変更することに失敗する。
不利な状況とみたドンの勧めで、キャンディは精神科医のフレッド・フェイソン博士を訪ねる。博士は催眠術を使い、ベティ殺害に対するキャンディの抑圧された感情を探る。
パットは、キャンディの要請でドンがキャンディの罪の真実を話すまで、蚊帳の外に置かれていることにイライラしていた。
ラブ&デス(第6話/裁判の行方)ネタバレ
陪審員の選定 で、弁護士のドンはキャンディがベティを正当防衛のため斧で殺したと発表し周囲はざわつく。のちにジャッキー(キャンディーの元牧師)が『先にベディが襲ってきたのは本当なのか』と聞いてくる。キャンディは本当だと答えるがジャッキーには信じてもらえず、裁判には行かないとジャッキーに突き放される。
後日の証人喚問でアランが証言台に立つ。アランはキャンディと不倫関係にあった事を認めるも、キャンディがベディを殺害する理由は思い当たらないと証言する。ベディの父にキャンディを擁護するような証言をしたことを責められアランは困惑する。
キャンディは抗不安薬を服用しておりそのことをドンに責められる。感情のない人間と思われる事で、裁判に不利になるとドンは服用をやめるよう忠告するも、心労が絶えないキャンディは正気を保つために必要だと拒否する。
後日裁判所で検察側は殺害現場の凄惨な状況を説明し、キャンディの凶悪さを印象付ける。ドンは切り返し、現場の状況からベディが先にキャンディを攻撃し、正当防衛のためキャンディがベディを殺害した可能性は排除できないという事を病理学者に認めさせる。
そしてキャンディが証言台にたつ事になるが、薬を服用しているキャンディの様子を見たドンが明日へ延長する事を求める。しかし裁判官は『猶予は10分だけ』と拒否する。